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技術/VMware/時刻ズレ対策メモ

作成日: 2010-08-19 11:31:47   /   last updated at: 2010-08-19 21:32:03
カテゴリ: Linux NTP VMware 

VMwareでLinuxゲストを使っていると、ゲスト上の時刻がどんどんずれていってしまう場合がある。しかもLinuxのDistributionによってそういった現象が発生したり、しなかったりする。NTPを起動しても、ずれが直らない。

そうした場合の対処法が、VMwareのKBとして公開されている。ディストリビューションおよび各ディストリビューションのバージョン毎に分けた一覧表となっており、基本的にはkernelパラメータにclock関連のオプションを追加するようになっている。

自分が時刻ずれに悩まされたのはCentOS5.3をゲストOSとして使った場合だったが、こちらも上記KB通りに "divider=10 clocksource=acpi_pm" をgrub.confでkernelパラメータに指定したところ、時刻ずれが直り、NTPの同期も動くようになった。

他のゲストOS(WindowsやSolarisなど)や、ホストとの時刻同期、仮想マシンならではの「時間」の取り扱いなどより深い調査が必要な場合は以下のVMware KBを参照。


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