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日記/2009/12/05/kernel-2.6.xで"make fdimage"するには syslinux と mtools が必要。

作成日: 2009-12-05 23:48:03   /   last updated at: 2009-12-05 23:55:47
カテゴリ: Linux 

ようやく、FD2枚でのLinuxKernel + Ext2rootファイルシステム(with BusyBox)がBochs上で動いた!

Embedded UNIX vol.6 での、SYSLINUXによるLinuxブート、ようやく起動した。2枚目用のルートファイルシステムについては、vol.2の記事に挑戦した時のrootfs.imgがあったのでもう一度試してみたところ、(root)/linuxrcというのを試しにmvしてみたらちゃんと(root)/sbin/init が起動した。

kernel-2.6になって、コンパイル時の画面も随分見やすくなった気がする・・・。あと、

make fdimage

するには mtools と syslinux がホストマシンに入っている必要があるので注意。
ホストマシンにフロッピーが装着されていない場合でも、"arch/i386/boot/mtools.conf"というファイルに

# 1.44 MB floppy disk image
drive v:
  file="arch/i386/boot/fdimage" cylinders=80 heads=2 sectors=18 filter

という設定が生成されて、これを元にして

MTOOLSRC=arch/i386/boot/mtools.conf mcopy arch/i386/boot/bzImage v:linux

としてくれるので、ちゃんと fdimage というファイルをFATディスクとみなして操作してくれるので安心。

最終的にfdimageをどこかフロッピーディスクが装着されているマシン上で書き込んでも良いし、VMwareやBochs上で動かしたいだけであればそのまま使えばOK。

よし、とりあえず西田亙の追っかけ終了。

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