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日記/2010/07/24/Dovecot設定メモ

作成日: 2010-07-24 11:10:54   /   last updated at: 2010-07-24 11:30:10
カテゴリ: Dovecot Postfix 

Dovecotの設定メモといっても、開発環境でちょろっと使いたいだけなのでそんなに凝った設定はしていない。

#protocols = imap imaps pop3 pop3s

→コメントアウト外すだけ。

一応ログファイルは指定しておく。

log_path = /var/log/dovecot.log

開発環境で使うかはしらないが、一応SSL可にしておく。

#ssl_disable = no
→コメントアウト外すだけ。

あと

ssl_cert_file = ...
ssl_key_file = ...

はRPMがデフォで入れててくれたのをそのまま流用・・・まぁ開発環境だからいっか。

メールボックスの標準を指定。今回はマルチドメインで、ドメイン毎にメール専用アカウントを用意した環境なので、そちらに合わせる。一応Postfix側でも virtual_mailbox_base, virtual_mailbox_maps を使ってこの位置に合わせている。

mail_location = maildir:/var/spool/mail/vhosts/%d/%n/Maildir/

とりあえずデバッグなのでON:

mail_debug = yes

メールボックスディレクトリ中の"."始まりのエントリを自動的にメールディレクトリと判断せず、ちゃんとstat()の結果見ましょうね:(ただしdisk I/Oの負担増)

maildir_stat_dirs = yes

認証とかの詳細情報もON:

auth_verbose = yes
auth_debug = yes

この後認証になるが、今回は

  1. メールボックスは全て同じUID, GIDで作成される(Postfixのvirtual_uid_maps, virtual_gid_mapsで静的に指定)。
  2. UNIXシステムとは独立して登録

となるので、こんな感じに。

auth default {
  mechanisms = plain login cram-md5
  passdb passwd-file {
    args = /etc/dovecot.passdb
  }
  userdb static {
    args = uid=500 gid=600 home=/var/spool/mail/vhosts/%d/%u/Maildir
  }
}

パスワードは "/etc/dovecot.passdb" に平文保存。開発環境だし。
もしアカウント毎にuid, gidも変える事も出来る。今回なら"/etc/dovecot.passdb"に既定のフォーマットでUID, GID, $HOMEも指定して、userdbの方に

userdb passwd-file {
  args = /etc/dovecot.passdb
}

としていすれば良い。

参考:

original url: https://www.glamenv-septzen.net/view/720